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■カンテレ探索-行政地区章の中のカンテレ コルピセルカ/Korpiselkä
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■カンテレ探索-行政地区章の中のカンテレ
コルピセルカ/Korpiselkä (※旧ラドガ・カレリア(現ロシア))

カンテレ探索-行政地区章の中のカンテレ コルピセルカ/Korpiselkä
”波線で分断された盾の上部に 赤と銀のトウヒがあべこべに並べられ 黒い下部には銀の木片でつくられたカンテレ”

コルピセルカ(Korpiselkä)は、1940年/1944年にソビエト連邦へ主要地が譲渡される前、フィンランドのラドガ・カレリア県北部に位置しており、フィンランド領に残った一部はキュメンラークソ県に含まれます。

この地に暮らしたカンテレ奏者・製作者アンテロ・ヴォルナネン(Antero Vornanen)は、幼少の頃からカレリアの伝統であるカンテレに夢中になり、国内外で幅広く活動します。
1936年、ドイツのリューベックで開催された”北欧の日”イベントでカンテレ演奏を披露しますが、その場には後のナチス親衛隊で重鎮となる将校たちが多く聴きにきていました。
その数年後、ヴォルナネンはハーケンクロイツ(ナチスの鉤十字)のマークが入った5弦カンテレを、ヒトラー政権下で親衛隊全国指導者を務めたハインリヒ・ヒムラーへと贈り、そのカンテレはナチス親衛隊の教育にも使用されました。

ヴォルナネン自身が愛した故郷とこの地の伝統は、カンテレという楽器が章に刻まれるという形で、今でも伺うことができます。

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